急に出てきた、夫のブラジル赴任話🇧🇷
着任時期は未定、家族が帯同するかどうかも検討中ですが、来年4月からの次男の幼稚園をどうしようという話です。
次男のプレ保育の日、幼稚園の事務室に寄って入園手続き後に引越しすることになった場合どうなるのかを聞いてきました。
「10月の面接の後、入園金を10万円払ってもらうことになります。それがないと、お席の確保はできないので。
もし、その後入園前にお父さんの会社の転勤ってなった場合には、辞令を持ってきてもらったら半額はお返ししますよ!」
半額⁉️ってことは、5万円😳
結構な金額だったので、なおさら悩ましくなりました。
その翌日、スクールカウンセラーの方のと相談会がありました。
転勤の話はまだ子どもたちにしないつもりだったので、本当は当事者である次男の前で話したくなかったのですが、
預ける先もないので、2歳の次男と0歳の長女を連れて幼稚園に行きました(長男は小学校です)。
長女を抱っこ紐でくくって、次男と手を繋いで現れた私に、カウンセラーの方はとても優しく微笑んでくれました。
席について挨拶をそこそこに済ませると、我が家の家族構成について質問されました。
「お子さん3人育てているのねー。それは、大変だわ!」
「それで、ご実家は近所なの?」
カウンセラーの方に、我が家が転勤族で両家の実家が遠方にあることを伝えると、次に私にとっては思いがけない言葉を言われたのです。
「もし、ブラジルについて行くにしても、ご主人が単身赴任するにしても、ここに住み続けることは現実的ではないですよね?
だったら、もう幼稚園の入園手続きのことは考えなくても良いんじゃないかしら?
もし、転勤話自体がなくなってしまったら、そのときに空いている幼稚園を探せば良いわけだし」
私は冷静な気持ちでいたつもりだったけれど、突然の転勤話で気が動転していたのかもしれません。
実家から離れていて身寄りのない場所とはいえ、私は現在住んでいる場所を気に入っていました。
だから、できたらここに住み続けたいと思っていました。
幼稚園についても、長男が通っていた場所に次男も通うことができたら嬉しいと思っていました。
けれども、それは現実的な案ではなく、私が現在の生活に固執しているだけだったのかもしれません。
第三者からずばり指摘されて、子ども3人と一緒にここで母子家庭になることが急に恐くなりました。
子どもが突然病気になったら?とか、地震が起きたときに私1人で子どもたちを守れるのか?とか、考え出すとキリがなくて。
また、カウンセラーの方は、「私なら絶対ついていく!」とおっしゃっていました。
子どもの頃に海外で生活できるなんて、子どもにとってとても良い経験になるだろうと言われました。
「海外赴任がうまくいくかどうかはお母さんにかかっているけれど、あなたなら大丈夫だと思うから」と、ありがたい言葉もいただきました。
ブラジル赴任の話が出てから誰にも話すことができない日々を送っていたので、話をしてすっきりしたのと同時に、
「子どもたちとブラジルについていこうか?」という気持ちが大きくなっていきました。