平日はフルで家事育児をこなしている私ですが、時々休日にママもお休みと称して、1人で出かける機会をいただいています。
映画館に映画を観に行くか、スーパー銭湯でサウナに入るか、美容室に行くかという感じのソロ活ですが、今回は映画館へ。
フライヤーをもらってからずっと気になっていた「毎日がアルツハイマー ザ・ファイナル」です!
「毎日がアルツハイマー」ってどんな話?
「毎日がアルツハイマー」はこれまでに2作が公開されていて、今回が3作目。
しかも、ファイナルだそうで。
前作を観ていなかったので話についていけるかな?と心配だったのですか、とても面白かったです。
面白いという表現は語弊があるかも…。すごく興味深かったです。
映画館の様子
私がお世話になっている大阪・十三の第七藝術劇場。
96席で満席のシアターですが、私が今まで観た中で1番の大入りだったかもしれません。
それでも、埋まっている座席は3~4割ほどでしたが。
お客さんは60~70代と見受けられる方が多く、私は恐らく最年少でした。
「死」がテーマだと聞くと、重苦しい雰囲気だと感じるかもしれませんが、監督のお母様の言動に客席から笑いが起きることも何度かありました。
そのくらい、ユーモアがあって、でも考えさせられるという映画でした。
「毎日がアルツハイマー」についての個人的な見解
認知症のお母様とのやり取りに、他のお客さんは笑っていることも多かったのですが、私はところどころ笑えないところがありました。
それは、実際に祖母が認知症を患っており、現在は入所していますが、数年前まで自宅で暮らしていたからです。
一緒に出かけようとしていてついさっきまで了承していたのに、突然「私、行きたくない」と言ったり、それでも「一緒に行こうよ!」と、誘うと、「私には自由がない!」と、怒りながらわめいたり…。
お世話をする当事者は本当につらいと思います。
でも、あとで思い出したり、第三者に話したりすると、意外と笑えることも多いのですね!
映像からは認知症のお母様への愛情が感じられて、愛する家族だからこそのもどかしさや生死の責任の重さを感じられました。
私は今回久しぶりにパンフレットを購入して帰宅しました。
自分でも振り返りたいという気持ちと、ぜひ私の両親に読んでもらいたいという理由での購入でした。
いきなり「どうやって死にたい?」なんて聞いたら、父は激昂するかもしれません。
でも、近くで一緒に暮らせない娘としては、しっかり両親の希望を聞いてみたいと思っています。
良い映画をいつも観させてくれる第七藝術劇場。
大阪に越してきて良かったことの1つでもありました。
あと2回くらいは訪問したいなーと思っています。
もうDVD出てるのですね!
両親へ贈ろうかな?