こんにちは。
今日は11月最終日なのですね!
明日から師走という事実に、慄いているプージャです。
さて、前回日本で最後の家族旅行に赴き、京都府の久美浜の旅館で蟹三昧を堪能したことを記事にしました。
pooja3.hatenablog.com
旅館をチェックアウトしたあとは、兵庫県の城崎温泉に行ってきました。
とにかく、絵になる街並み。
レトロな雰囲気の街並みに、新しくできたのであろうおしゃれなカフェなども点在していて、女子心をくすぐられます。
城崎温泉は、大阪に住んでから1度は行ってみたいと思っていた場所でした。
城崎と有馬は、温泉好きにとって憧れの地!(あ、私、温泉がとっても好きなんです!)
私はもともと一人旅も好きなので、本来ならば城崎に行ったら温泉街を散策して、ふらっと気になった立ち寄り湯に2~3ヶ所浸かるなんてことをしたいのです。
けれども、現在は子連れ、しかも3人!+あまり乗りの良くない夫との家族旅行。
温泉街の散策も他4名の機嫌を見ながらだったので、ささーっと済ませることになりました。
車を降りたら想像以上の寒さにテンションだだ下がりの息子たちを、「すごい!温泉飲めるんだって!!温泉飲むなんて普通できないよね?すごくない?」と、テンションの高い演技をしながら無理やり連れて行った飲泉所。
薄しょっぱいお味で、余計長男のテンションを下げてしまいました。
確かに微妙なお味でしたが、胃腸の不調に効くそうです。
蟹もたくさん売っていました。
結局子どもたちは1番楽しそうな顔を見せたのは、城崎温泉街の休憩所に隣接していた小さな公園にたどり着いたときでした。
公園に着いた瞬間に、「遊んで良い?」と、滑り台に向かってダッシュしていきました。
よくわからないごっこ遊びをしながら、キャッキャと声を上げている兄さん2人。
よちよち歩きながら、兄さんたちについていこうとする長女。
私は夫と一緒に近くのベンチに腰かけて、近所のスーパーで販売していた100円のコーヒーを飲みながら子どもたちを眺めていました。
一人旅が好きだった私ですが、家族旅行に違う旅の趣を感じました。
子どもを連れての旅行は我慢しなければならないことが多いのですが、子どもが一緒だからこその楽しみ方があるのかもしれないと思い始めたのです。
いっそのこと全国の公園を巡る旅なんかをしたら、ものすごく楽しいのかも…。
隣に座っていた夫も同じようなことを考えていたようで、「20年後に2人だけで城崎温泉に来たらどんな感じかな?」と、聞いてきました。
「きっと、この道で2号が『疲れた、温かいものが飲みたい』って愚図ったとか、ここの公園で子どもたちがはしゃいだとかそういうことを思い出すだろうね」と、答えると、夫は苦笑いしていました。
「結局子どものことばかり喋っていそうだよね」と、言っていました。
あと何年、この面倒くさい旅行を続けられるのかな?と、思うと、むしろこの時間が愛おしくなるような気がします。
気のせいかもしれないけれど、その真否は失ってからわかることなのだろうと思っています。