転勤妻プージャの日記

夫は転勤族。子ども3人を育てながら東へ西へ引越しをしていく様子を綴ります。

アマゾン熱帯雨林で火災!?サンパウロへの影響もありました。

今月の初めに訪れたアマゾンですが、現在熱帯雨林の火災が広がっているそうです。

www.nikkei.com

ブラジルに住んでいながら、NHKの朝の連続テレビ小説「なつぞら」以外ほとんどテレビを見ない生活ですので、私がアマゾンの火災について知ったのは昨日のこと。
消火活動なども進んでおらず、火の勢いは増しているともいわれています。

アマゾンには3泊しただけだけど、子どもたちももう一度行きたい場所だと言っています。

www.pooja-tenkinduma.work

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日本で購入した「るるぶブラジル」で、アマゾンを紹介するページには、

2030年までに55パーセントの森林を失う危険がある

と、書かれていました。

実は長男が「どうしてもアマゾンに行きたい!」と、言ったのは、このガイドブックを読んだことがきっかけでした。
「のんびりしていたらアマゾンはなくなっちゃうかもしれないから、早く行こう」と、熱心に家族を説得していたのです。

しかしながら、こんな熱帯雨林火災があるとは思っていませんでした。

旅行中、ジャングルトレッキングをしているときに、
「この木は燃料になる木なの」と、ガイドさんから教えてもらった木が何種類かありました。
「じゃあ、山火事が起きたら大変ですね?」と、私が訊ねると、
「そうなんだよ。この木に火が付いたら水をかけてもなかなか消えないからね!だから、火の始末には1番気をつけておるんだよ」と、ガイドさんはおっしゃっていました。

消火活動が進んでいないのには政治的な理由もあるそうですが、地球全体の宝物なので、こういった自然は本当に大切にしていきたいと思います。
地球上の酸素の多くを供給しているアマゾンだから、失ってしまったら利害関係など関係なく、みんなが生きていけなくなってしまうのですから。


アマゾン熱帯雨林火災のことを知らなかった今週月曜日、サンパウロは変な天気に見舞われていました。
朝から小雨が降っていたのですが、お昼過ぎに黒い雲が立ちこめて、真っ暗闇になっていったのです。
子どものお迎えに出かける15時頃、周囲が暗すぎて「時間間違えた!?」と、何度も自宅の掛け時計とスマホの時刻を見直しました。

近所のブラジル人も、「こりゃ、Boa noite!(こんばんは!)って言わなきゃいけないわね!」と、声をかけてきたくらいです。
「こんなに真っ暗になって、雷でもなるのかな?」と、私は思っていたのですが、その後雨が本降りになることはありませんでした。

昨日ニュースを見て、この日の黒い雲はアマゾン火災の影響によるものだと知りました。
アマゾンは飛行機で4時間ほどいったところにあるのですが、そんな遠い場所の火災がこちらまで影響するのですね!

とにかく早く火が消えて、これ以上被害が広がりませんように。