私のブログを読んでくださっている方の中には、海外在住の方もたくさんいらっしゃると思います。
海外在住の方(特に女性)は、現地の美容室に通っていますか?
私は今年結婚10年目になるのですが、そのうちの7年を海外で過ごしています。
しかも、あまりキラキラしていない地域で暮らしています。キラキラというよりギラギラしていました、前任地。
www.pooja-tenkinduma.work
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日本人の多くない地域だったり、現地の人と明らかに髪質の異なる国だったりすると、自分に合う美容室を見つけるのはかなり至難の業です。
そんな非キラキラの海外在住の私が、今回ブラジルで初めて美容室で髪の毛をカットしてもらいました!
なかなか良かったのですが、今までの髪の毛に関する負の歴史を思い出したので、今回まとめてみようと思います。
私の髪質
私は髪の毛がもともとストレートで量は多め。
しばらくカットしていないと、かなりもっさりしてきます。
日本では子育てが忙しかったものの、土日のどちらかに子どもを預けて3~4ヶ月に一度は美容室でカットをしてもらっていました。
しかも、第2子を出産したあとから、30代前半で増え始めた白髪。
白髪って、主張が激しいというか、縮れたような艶のない髪質で生えてくるのですよね…。
たとえ染めたとしても、髪質は変わらないので、なんとなく疲れている感じになりがちです。
インドの美容室事情
私が以前住んでいたのはインドです。
ニューデリーは今でこそどんどん日本人が増えていて、日本人の美容師さんもいらっしゃるとか。
私が駐在を始めたのは10年近く前のことですので、まだ日本人の人数も少なく、単身で来られている方のほうが多かった気がします。
インドの女性は日本人と同じ黒髪ストレートの方が多いのですが、日本とは違って、とにかく長くて量が多いほうが素晴らしいという文化でした。
パーティのときなど以外は、たいてい髪の毛を後ろに束ねているスタイルで、ほとんど髪の毛を切ることがないそうです。
このため、インド人の女性が美容室に通う1番の理由は、髪の毛のカットではなく、髪の毛のセットかペディキュアを塗ってもらうためでした。
ちなみにインド人男性は結構な頻度で髪の毛をカットしていました。
路上の大きな木に鏡がかかっていて、そこで床屋さんを開いている人もいました。
髭や鼻毛も一緒に処理してもらえる青空床屋さんでした。
私はインドに住んでいた時代、現地でカットしてもらうのが怖くて、一時帰国のときか買い出し先のシンガポールかタイで日本人の美容師さんにカットしてもらっていました。
それでも短くて半年に1度程度のカットだったので、一時帰国のときに久しぶりに会った弟から、
「お姉ちゃん、みうらじゅん意識してるの?」と、言われたこともありました。
同時期に駐在仲間だった私の友人は、「いまどき宅八郎?」と、お姉さんから言われたそうです。
なぜか男性のロン毛っぽくなってしまうんですね。
ブラジルの美容室事情
ブラジル人の女性といっても、ブラジルは多民族国家なのでさまざまな髪質の方がいます。
濃い茶色でクルクルにカールしている髪の毛の方もいれば、ブロンズのサラサラストレートの方もいます。
そして、実は戦前から日系移民の方がたくさん入植されている関係で、日系人や東アジア系の方も多く暮らしているのです。
日本人もある程度住んでいるサンパウロでは、日本人の美容師さんが経営されている美容室もあります。
日系人の方の美容室で、日本語で対応可能なところもあります。
(日系人の方でも全員が日本語を話せるという訳ではありません)
ただし、日本語対応可能な美容室はかなりお値段が張ります。
もともと物価の高いサンパウロですので、カットだけで6,000円程度するところもあるのです。
日本でもこの程度カット料金がかかる地域もあるでしょうが、私は小心者なのでなかなか出せる金額ではありませんでした。
困っていたときに友人に教えてもらった美容室は、日系人の方がやっていて、カットも上手で、なおかつ日本語でコミュニケーションを取ることができるという最高の場所!
すぐに予約を入れて、夫に子どもを預けれらる土曜日に行ってきました。
美容師さんから聞いた、ブラジルのパーマ液・カラー剤について
担当してくれた女性の美容師さんは、私より若い方でした。
てきぱき働かれているのに、いろいろ気遣ってくれて優しい雰囲気だったので、いろいろブラジルの美容事情を聞いてみました。
ブラジル人の一般的な髪質というのは難しいけれど、パーマ液は髪の毛が柔らかい人向けに作られているそう。
このため、日本人がブラジルのパーマ液を使ってパーマをかけようと思っても、硬い髪の毛の日本人の髪ではなかなかパーマがかからないらしいのです。
強めにパーマを入れるときは置く時間が長くなってしまうので、髪の毛が傷みやすくなってしまうとのこと。
カラー剤も髪の色がもともと薄い人向けのものなので、日本人の黒い髪の毛にカラーをしても、黒が勝ってしまうそう。
ちなみに、このお店では白髪染めに対応できるカラー剤を扱っていないと言われてしまいました。
薬局には白髪染めがあるので、気になる間は自宅染めをすることにします。
まとめ
今回カットしてもらった美容室は料金も安くて、しかも仕上がりもそこそこ満足できるものでした!
髪の毛がもっさりしてくると、疲れている自分の姿を鏡で見てより気分が落ち込むので、もっと頻繁に通いたいなと思います。
とりあえず美容室難民にはならずに済みそうです。