こんにちは。
1歳半になった長女が昨夜から断乳をしています。
お子さんがいらっしゃらない方はご存知ない言葉だと思いますが、断乳とは母乳をやめることです。
長女は生まれてから2ヶ月程度は哺乳瓶でミルクも飲んでいましたが、その後完全母乳で栄養を摂っていました。
離乳食を始めてからは好き嫌いはあるものの、毎食しっかり食べています。
アレルギーなどもないようで、1歳1ヶ月からは牛乳も飲んでいます。
栄養摂取としてはいつやめても大丈夫な状態です。
3人目の末っ子の長女ですので、私は断乳ではなく自然に母乳をやめる「卒乳」を目指していました。
母子のタイミングがちょうど合うときに、自然にやめられたら良いなと。
けれども、今回家庭の事情により、長女の断乳を急に決行することになりました。
まだ、途中経過ですが、長女の断乳物語について書いていきたいと思います。
昨日までの授乳の状況
とにかくおっぱい大好きな長女。
眠たいとき、転んだとき、淋しいとき…いろんな場面で長女は乳を求めていました。
おかげで私の洋服は首回りがビロビロになっていたり、胸元のボタンが緩くなっていたりしています。
夜間の3時間おきには起きて授乳していました。
そんな時はパジャマのボタンを開けて、寝たまま授乳。
俗にいう、添い乳というやつです。
体は横になっていますが頭は覚醒しているので、私は寝不足が続いていました。
私の母乳量は結構多いほうで、いまだに母乳パッドなしでは洋服が濡れてしまうほどです。
ブラジルへの引越でも母乳パッドは多めに入れていました。
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断乳をしなければならない理由
授乳をやめなければならない理由を、先ほど「家庭の事情」と書きました。
具体的に言うと、8月にアマゾンに家族旅行に行くことになり、その前にどうしても黄熱病の予防接種を受けなければならないというのが理由です。
家族旅行と断乳
黄熱病はブラジルの一部の地域で流行している病気です。
日本からブラジルやその他の南米、アフリカの国へ渡航する際は、事前に予防接種を受けることが推奨されています。
ブラジルは入国の際に、黄熱病接種済みの証明であるイエローカードを提示する必要はありません。
けれども、アマゾンなどの流行地域に出かける際には、黄熱病の予防接種を受けたほうが良いのです。
黄熱病の予防接種は授乳中受けられない
黄熱病の予防接種は授乳中の女性は受けることができません。
これは、母乳を介してワクチンの成分が子どもに取り込まれてしまうからという理由によるものです。
日本で予防接種の予約をしようと電話をしたときに、たくさんある注意事項の最後の1つとして担当者から告げられて、断乳して打つべきかどうかとても悩みました。
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ちなみに2018年の12月頃、日本では黄熱病のワクチンを切り替える時期だったそうです。
このため、小学生未満の子どもが予防接種を受けるのも難しく、我が家では夫と長男だけがイエローカード保持者で、私と次男・長女はまだ黄熱病の予防接種を受けていない状況でした。
旅行前に家族全員ばっちり接種して、黄熱病に備えたいと思っています。
断乳のやり方
断乳のやり方を調べると、面白いくらいさまざまな方法が出てきます。
例えば、おっぱいに絵を描いたり乳首にワサビを塗ったり。
私は今まで2人の断乳を経験していますが、そういうことはしませんでした。
おっぱいに絵を描いても、夜中は絵が見えないので効果がないかな?と、思ってしまいました。
断乳2日前から「もうすぐやめるよ」と伝える
長男のときも次男のときも断乳を決行する2日前から、「もうすぐおっぱいバイバイするよ」と、授乳時に話していました。
わかっているのかいないのかはわかりませんが、昨日長女に話したとき長女は「うんうん」と、うなずいていました。
最後の授乳はたっぷりと
そして、断乳当日。
我が家ではいつも夜から断乳を始めますが、最後夕方の授乳はいつもよりゆっくり行います。
私も今回は「人生最後の授乳」と思うと淋しくて、授乳している長女をしっかり目に焼き付けておこうと思いました。
けれども、昨日は長男がテレビを見ていたので、長女もテレビに気を取られながらの授乳になってしまったのが残念でした。
初日の夜だけはパパが頑張る!泣いたら抱っこで寝かしつけ
やはり物理的におっぱいから離れないといけないので、私は長女が生まれてから初めて別の部屋で寝ました。
夫が長女と眠り、泣いたらエルゴで抱っこして寝かしつけるという担当になりました。
すごく気合を入れていた夫ですが、長女はその日お兄ちゃんたちとたっぷり遊んで、いつもより長めにお風呂に浸かったため、おっぱいなしで眠ってしまいました。
夜中も2度ほど起きただけで、しかも抱っこしたらあっさり寝てしまったそう。
ちなみに長男と次男のときも夫は気合を入れて抱っこひもを装着していましたが、我が家の男児たちは抱っこしてもまったく泣き止まず。
長男は少しお喋りができていたのですが、「まーまがいい!ぱいなくてもままがいい」と、主張したので、私が添い寝をしたところ、おっぱいなしでもすぐに寝て、そのまま朝まで熟睡でした。
とにかく3日間頑張る!
3日間は子どもも親もつらいですが、3日過ぎればおっぱいを忘れてくれますし、母乳分泌量も激減して胸の張りも楽になります。
その前に断乳をやめてしまうと、リバウンドというか、よりおっぱいに執着してしまうと思います。
断乳時のケア方法
私のようにもともと母乳の出が良い人が断乳すると、胸ががちがちに硬く張ってしまうことがあります。
断乳開始から15時間経った私も、今ちょうどそんな感じです。
私が助産師の友人から教えてもらった方法で今まで2人の断乳を乗り越えたので、今回もそのようにしたいと思います。
胸がカチカチに張ったら、おちょこ1杯分くらいなら搾乳してもOK。
搾り切らないようにすること!(搾りすぎるとまた母乳が作られてしまうから)
熱を持ってきたら、キャベツで冷やすと良い。
油分や乳製品はなるべく控えること。
そして、困ったときは葛根湯を飲む。
圧抜きくらいの搾乳では全然すっきりしませんが、何とか3日間やり過ごすしかなさそうです。
まとめ
長女は暇があると私の胸を触ったり服を脱がせて授乳態勢に持ち込もうと頑張っています。
私も何とかそれを拒絶するため、なるべく外に出たりDVDを見せたりしながら、気を紛らわせようとしているところです。
断乳を決めたものの、本当はとっても淋しいんです。
でも、もし断乳できたら「もう前開きじゃないワンピースを着られるんだ!」と、思うと、少し嬉しい気持ちになります。
あと、下着も普通のものを使えるようになるし、母乳パッドともおさらばですね!
もうしばらく頑張ります。