こんにちは。
我が家はこの週末に、ブラジル生活に向けての第1弾目の引越を終えました。
今回の引越は、ブラジル向けの船便・航空便の荷出しです。
2日間の予定でしたが、想定より早く1日で終了しました!
海外引越しはとにかく仕分けが肝だと痛感しました。
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水着は買わなかったけれど、生理用品などはちゃんと船便・航空便に分けて入れることができました。
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フライパンや鍋など、圧力鍋以外は船便に入れたので、現在フライパンと手鍋だけで生活しています。
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1日予定を短縮でき、基本的にはうまくいった今回の引越ですが、失敗も多々あります。
次回までに改善することや、国内引越との違いなどを改めて書きたいと思います。
海外引越しと国内引越しの違い
私はこれまでに海外引越しを3回、インド国内での州跨ぎの引越しを1回経験しています。
日本国内での引越しは、幼少期を除けば4回です。
「海外に引越すなんて大変だよね?」と、友人から声をかけられますが、実は引越し日当日だけを考えれば海外引越しのほうが楽だと思います。
これは、海外引越しの場合には基本的に荷造りを業者さんに依頼しなければならないからです。
海外にモノを持っていくときには、関税の都合でどんな品目をいくつ持っていくかということをリスト化していかなければなりません。
このため、国内引越しのように、例えばお皿を全部新聞紙で包んでダンボールに詰めるというような作業を、海外引越しの際には勝手に行ってはいけません。
言い換えると、面倒な梱包作業を全部業者に丸投げできるので、引越し当日は比較的暇になります。
海外引越しで気をつけたいこと
梱包作業は業者さんにお願いできるので楽なのですが、逆に言うと、梱包直前に「船便」「国内便」など悩むことはできません。
引越し日当日に業者さんがやって来たら、そこからは作業の邪魔にならないように見守るだけです。
しかしながら、海外引越しでは事前の準備の段階で気をつけることがあります。
引越し荷物に入れられる品目の確認
まず引越し荷物に入れられる品目を確認しなければなりません。
これは行き先の国によって事情が異なりますので、引越し業者さんに確認したほうが良いでしょう。
一般的には、食料品や貴重品などは引越し荷物に入れることができないとされています。
ブラジルの場合、医薬品もすべてNGでした。
市販薬と一緒に購入したガーゼや絆創膏も、紛らわしいという理由で不可となりました。
また、船便では化粧品はOKでしたが、航空便はNGとなりました。
到着予定日から逆算しての仕分けが必要
これは主に衣類と学用品なのですが、到着予定日までに必要なものなのかどうかという判断をきちんとしておくことが大切です。
本当は全部の荷物が早く届いたら良いのですが、海外引越しでは比較的到着の早い航空便と、到着まで2~3ヶ月要する船便に振り分けなければなりません。
航空便は容量が少なく、船便は容量が多いのが特徴です。
先日出した、我が家の航空便がブラジルに到着するのは4月中旬だそうです。
これに長男の学校で使うお弁当箱などを入れてしまうと、長男の初登校に間に合わなくなってしまいます。
また、船便は5月下旬~6月上旬に到着予定で、その時期のサンパウロは肌寒くなるそうです。
到着する頃に欲しくなる衣類を想定するのは難しいですが、海外引越しでは到着までの時差を考えて仕分ける必要があります。
海外引越しの肝!仕分けのやり方
海外引越しの準備では、梱包は必要ありませんが、事前に仕分けが必要です。
我が家は引越し業者さんからいただいたこのシールをペタペタ貼って、「船便」「航空便」「保管」と分けていきました。
大物の場合にはそのままシールを貼りますが、小物類は紙袋やダンボールに詰めて「この中全部『船便』」などと貼っておきました。
我が家の失敗例
自分では「子どもが3人いるのに頑張った」と、評価していた事前準備ですが、今回失敗したことも多々ありました。
シール大好きな長女に剥がされる
1つは、せっかく仕分けのシールを貼っていたのに、シール大好きな長女に剥がされたり、違う荷物に付け替えられたりしたことです。
シールの意味が全くなくなってしまいました。
つける位置を高くしたり、引越し直前まで押入れに入れておくなど、次回は工夫したいと思います。
引越し荷物から転げ落ちたモノと反対に入っていったモノ
衣装ケースの上に船便の荷物を積み重ねていたのですが、途中で落ちてしまい業者さんが帰宅してから発見されたものもありました。
それが、引越し日前日に滑り込みで購入したドラえもんの傘です!
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「保管」シールの付いた荷物の間から発掘されたときはショックでしたが、夫が手荷物で運んでくれるそうです。
逆に、処分しようと思っていた寝袋は、船便荷物の近くに置いていたため引越し荷物としてサンパウロに旅立ちました。
15年以上前に購入して、バックパッカーだった私を支えてくれた寝袋…。
しばらくは一人旅できませんが、寝袋とはお別れできませんでした。
来月の2便に向けての考察
我が家には引越しの準備を阻止するかわいい子がいるので、長女にいたずらされないように気をつけることは完璧な引越しには必須だと思いました。
家の中の荷物の3分の1程度がなくなってすっきりした我が家ですが、もう少し処分できるものを処分して、2便目の引越しの準備を進めたいと思います!