転勤妻プージャの日記

夫は転勤族。子ども3人を育てながら東へ西へ引越しをしていく様子を綴ります。

【一時帰国】オンライン授業開始!必要な準備や心構えを書きます。

コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、一時帰国を選択した我が家。

(もしよろしければ、経緯はこちらをご覧ください)
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帰国後2週間は自主的に引きこもり生活を送っていましたが、その後長男は地元の小学校に通い始めました。
今回は特例として、ブラジルの学校と日本の学校の二重在籍状態にしてもらっています。
しかしながら、編入1週間後に緊急事態宣言の範囲が全国に拡大されたことで、長男の編入先も休校になってしまいました。

そこで、二重在籍を生かして、オンライン授業を始めたブラジルの学校の授業を受けるようになりました。
今回は、もしかすると日本の公立学校でも始まるかもしれない、オンライン授業について書き記します。

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オンライン授業に必要なツール

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オンライン授業ですが、我が家は小学生と幼稚園生がそれぞれブラジルで通っているスクールのものを受けています。
小学生はZoomを使っていて、幼稚園生はHangoutsと使っています。
どちらも無料のアプリなので、簡単にダウンロードできます。

が、私はなぜかパソコンにダウンロードできず、子どもたちのオンライン授業はiPadかiPhoneを使っています。

※確認したところ、Zoomに参加するだけなら、アカウントさえ作っておけばダウンロードする必要はないそうです。私はオンライン授業が始まる直前に焦って準備したため、「ダウンロードできない!」と、慌ててiPadを使うことにしました。

オンライン授業を始める前に準備しておきたいもの

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オンライン授業を受けるには、安定的にインターネットが使えて、子どもが操作しやすい端末が必要です。
それ以外にも、実際にオンライン授業をやってみて、準備しておいたほうが良いと私が感じたものは次の通りです。

新しいタブレット

我が家のiPadはすでに購入から5年経過していて、少しwifiが入りにくいと感じることがあります。
今のところ使えているのですが、長男と次男が同時間帯にオンライン授業を受けることもあり、とりあえず安いものを購入しました。

ずっとiPadユーザーでしたが、子どもたちが雑に扱うので、価格重視で決めました。
届いたばかりで設定していないのですが、さくさく動いてくれると良いなーと思っています。

私の友人たちの間でも、兄弟が同時にオンライン授業を受けることを考慮して、タブレットを追加で購入したという話をよく聞きます。
iPhoneでもオンライン授業を受けさせましたが、ある程度画面が大きいタブレットのほうがノートの書き取りなどのときに良いみたいです。

タブレットケース

タブレットケースのことは今まで気にしたことがなかったのですが、「しっかり立った状態で固定できる」ということがオンライン授業ではとても重要です。
子どもが画面の操作をするときに、一度ティッシュボックスを後ろに置いて立て掛けてみましたが、毎回タブレットを倒してしまいました。
タブレットケースや台などは必要だと思います。

タブレットスタンドのほうが角度も調整できるので、オンライン授業が長期化するなら購入しようと思います。

プリンター

これは幼稚園や小学校のオンライン授業で特徴的なのかもしれませんが、どうしても「紙」が必要な場面があります。
「このプリントをやりましょう」とか、「宿題はメールで送るプリントです」とか。
そんなことが多々あるので、もしプリンターをお持ちでない方は購入すると良いかもしれません。

私は「プリントくらい近所のコンビニで毎回印刷すればいいや」と、思っていたのですが、いきなり約50枚の課題が出たので怖気づきました。
子ども3人連れてコンビニで50枚印刷って、かなり厳しいです。
実家の父がプリンターを持っていたので、印刷物が必要になると実家で印刷しています。

ちなみに、私がブラジルに行く前に購入したプリンターはこちらです。
シンプルなのに良い仕事をするので、こんなに印刷が必要なら一時帰国時に運んできたかったと思うことがあります。

オンライン授業をやってみての感想と問題点

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オンライン授業をやってみての感想

初めてオンライン授業で先生とつながったとき、やっぱり子どもの顔がパッと明るくなりました。
お友達の顔を見て、久しぶりに懐かしい声を聞いて、喜びをおさえられずうちの子どもたちはずっとジャンプしていました。
それを見て「あー、つながって良かった」と、心底思いました。

それまでも、休みの間小学3年生の息子は出されていた宿題には取り組んでいました。
教科書はもらっていたし、私はそこまで休校について深刻に考えてきませんでした。
でも、先生がいて友達がいてという環境は、やっぱり子どもにとって必要なのだと感じました。

オンライン授業を受けて感じる問題点

ただし、良いことばかりではありません。
オンライン授業を始めて感じている問題点もあります。

これは我が家のケースですが、海外組と帰国組が一緒に授業を受けているため、時差もあり限られた時間しか授業がありません。
具体的には、1~2時間が限度のようです。
幼稚園児は約30分の授業を受けています。
それ以外を補うのは、すべて家庭学習です。
結局家庭学習が1番で、それの補助的な役割しかオンライン授業は果たせないのかもしれません。

しかも、クラス全員がZoomなどでつながるということは、それぞれの子どもたちのペースに合わせなければいけません。
途中で回線が途切れてしまう子がいたり、質疑応答に時間がかかってしまったりと、慣れるまでには時間がかかりそうです。
長男の授業を隣りで聞いていて、「やるべきことの50%もできてないのかな?」と、感じます。
もっと重要な、例えば割り算とか三角形の面積の求め方とか、そういうことはオンラインで理解することができるのか不安があります。
学校のように先生が教室をウロウロしながら、「大丈夫?わかった?」なんて子どもたちに個別に対応することは不可能なので…。

まとめ

いろいろ書きましたが、子どもたちはオンライン授業を心待ちにしています。
我が家では夜の時間にオンライン授業が始まるのですが、「今日はオンラインだよ!」と、話すと、子どもたちはお風呂も夕食も張り切って早く済ませようとしてくれます。
だから、オンライン授業は我が家ではあるとありがたいものです。

が、やはりそれなりに初期費用はかかります。
今は親がスマホを持っている確率は高いので、スマホでできたら良いのですが、子どもが複数名同時に授業を受ける場合には、他の端末を準備する必要があります。
また、オンライン授業をやれば100%大丈夫とも思えないのが悩ましいところです。

それでも、親ができることはせっせと授業の準備をするために、送られてくるプリントを印刷しまくることなのかもしれません。