転勤妻プージャの日記

夫は転勤族。子ども3人を育てながら東へ西へ引越しをしていく様子を綴ります。

駐妻ママ友がいつの間にか「友」になっていた!送別ランチ会で感じたこと

こんにちは。
引越2便目までに残っている日数が1週間を切りました!
ブラジル出発まで10日を切っている状態です。
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ここからは、もう得意の楽天での大量注文もできない状況です(商品到着が間に合わない可能性もあるため)。
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「まだ買い忘れているものがあるかも…」とか、「買ったものの本当に必要だったのかな?」などという、焦りや漠然とした不安はありますが、とにかく今は駆け抜けなければなりません。

そんな最中、この週末は各地に散らばったインド時代のママ友と送別ランチ会をしてきました。
メンバーは長男0歳児育児の頃のママ友であり、駐妻仲間。

以前記事にしたこともありますが、私はママ友も駐妻も関係を築くのが得意ではありません。
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けれども、久しぶりに集合したママ友たちとは、妙に話が合い居心地の良さを感じました。
まるで学生時代からの友人だったかのような感覚です。
むしろ、学生時代からの友人よりも的確に、現在の私の心配事やスタンスを理解してくれる頼もしい存在となっていました。

今回は一過性のママ友で駐妻仲間(かなり、失礼…)だと思っていたママたちが、子ども抜きでも会いたい友達になった理由を考えたいと思います。
もし、かつての私と同じようにママ友ができなくて不安を抱えている方も、これを読んで少しホッとしてもらえると嬉しいです。
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ママ友との関係が窮屈だと感じていた理由

長男が0歳で育児をスタートした時、私にとってママ友は必要のないものだと思っていました。
「どうせ一緒に遊ばせていても、0歳児同士は絡むこともないし、意味がないんじゃないかな?」と、思っていたからです。

また、どうしても子どもの成長やママの育児のやり方などを比べてしまいがちで、劣等感を感じることもあったように思います。
長男が0歳の頃、私はインドに駐在していて、ママ友はみんな駐妻でした。
全員専業主婦だし、ほとんどが1人目育児だったので、子どもへの手のかけ方は気合が入っていました。
雑にバナナとヨーグルトを離乳食に与えていた私は、毎回おやつを手作りしていたママさんにプレッシャーを感じることがありました。

子どもに関しても、着せるものや与えるおもちゃなど、何となく横並びになってしまいがちでした。
全部一緒になってしまったり、子どもを褒め合ったりする関係が窮屈に感じるようになった頃、我が家は転勤のため引越をしました。

当時は「ママ友」ではないけれど、親しくしている駐妻さんがいたため、そういった年長者の方とお喋りしているほうが楽だと感じることも多かったです。

なぜママ友が良き理解者になったのか?

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私が勝手に窮屈に感じて、苦手意識を抱いていたママ友関係ですが、なぜママ友が「ママ」という言葉抜きの友達になれたのか考えていきたいと思います。

環境が似ているから(転勤族だから)

まずは、送別会に集まってくれた全員の環境が似ているということが挙げられます。
全員、夫は転勤族で、国内外含めていつ転勤の辞令が出るのかわからない状態です。

フルタイムで仕事をしていたり、専業主婦だったりという違いはありますが、1度自分のキャリアを捨てているという点では共通するところがあります。

自分の生活環境がすべてリセットされて、構築し直さなければならないという状況は、転勤族の妻ならではなのかもしれません。
夫は仕事という点で繋がりが担保されているので、夫でもこの喪失感を理解することは難しいでしょう。

実は感覚が似ていることに気づいたから

「みんな意識高いなー」と、感じてプレッシャーに感じていたけれど、それぞれが0歳の赤ちゃんを連れてインドで生きることに必死だったのだと思います。
私もインド時代の友達に会うと「プージャちゃん、頑張っていたよね?」と、言われることもあり、自己評価はそれぞれ異なるにせよ「頑張っていた」ことに違いないのだと感じました。

日本で育児をすると、異なる感覚のママさんに会うことも多いです。
家庭によって、兄弟構成や親の仕事の関係などが異なるので、子どもに任せられる自由の裁量も違ってくるのだと思います。
私は「過保護かも」と、思いつつも、長男の習い事への送迎は必ず行っています。

子どもへのゲーム機の与え方、放課後の遊ばせ方などなど、実はインド駐在時代のママ友は感覚が似ているのだと気づきました。

駐在仲間はやっぱり強い味方!

駐在先の国や地域にもよるのかもしれませんが、私にとってインド駐在仲間は今でも強い味方です。

夫のブラジル赴任の話が出たとき、最初に連絡を取ったのもやはりインド時代のお友達でした。
日本の友人に話して、「え!!!またすごいところに行くね?」で終わってしまう話でも、インド駐在仲間だとより具体的なアドバイスをくれることが多いです。
「私の友達がブラジルに駐在していたから、連絡取ってみようか?」とか、「学校は日本人学校あるはずだよね。上司の子どもが通っていたんだって」とかね。

現地に全く頼れる人がいない私ですので、インド時代のお友達からの情報を元に、家探しや引越の荷物の準備をしています。
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そういう意味で、インド駐在当初「私って、仕事もしないでこんなところにいて何やってるんだろう?」と、腐っていた時期もあったのですが、今になって何も役に立たないと思っていた時間がとてもありがたいものだったと気づかされました。

まとめ

私は転勤族で、しかも海外赴任が普通にある環境下にいるので、日本で定住している方からすると、全く共感できないものかもしれません。
けれども、「ママ友作らなきゃ!」と、意気込んでいたときよりも、なんとなく付き合いを続けていたら立派な友人関係を築けていたということもあるのだと思います。

当時は永遠のように感じていた長男の0歳児育児ですが、すでに長男は小学生。
お互いに、引っ越したり幼稚園に入ったり下の子が生まれたりとバタバタしている間に、私とママ友は7年来の友人になっていたんですね!
頻繁に会うことはできないけれど、「会いたい」と思える友人が日本にいることは本当にありがたいことです。

ブラジルへ行く前にたくさんの勇気をもらったので、私は元気に頑張れそうです。