転勤妻プージャの日記

夫は転勤族。子ども3人を育てながら東へ西へ引越しをしていく様子を綴ります。

渡航前健診の心電図で要再検査に。出国直前に病院巡りしています。

こんにちは。
昨年末受けた渡航前健診の結果が出たのですが、まさかの要再検査!
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妊娠と出産は3回経験しているので、女性特有の病気については普段から気にしていた私です。
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しかしながら、今回所見があったのは私が全く気に留めていなかった心電図の検査でした。

同じように健康診断で引っかかり、不安な日々を過ごしている方がいらっしゃるのでは?と、思い、何か参考になるようなことを書き記したいと思います。
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心電図での所見(軽度ST低下)

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健康診断を受けたあと、しばらくして見知らぬ番号から着信がありました。
折り返すと、渡航前健診を受けた健診センター。
電話口の看護師さんはとても言いにくそうに、
「実は心電図で所見がありまして…。それで紹介状を書かせていただけたらと思っているのですが、ご希望の病院はありますか?」と、話してきました。

婦人科と小児科以外特にかかりつけのない私ですので、健診センターの推奨する病院の循環器内科に予約をお願いしました。

その後送られてきた健診の結果のレポートには、心電図の項目に「軽度ST低下」と書かれています。
ネットで調べてみると、この症状は健康な女性でも見られることがあるけれど、狭心症や心筋梗塞が疑われる場合に出現するのが一般的とのこと。

息苦しいとか、動悸がするなどの症状はなかったため、あまり気にしないようにしてとりあえず循環器内科の受診を待ちました。

紹介された循環器内科での問診

健診センターから電話をもらった翌週に予約が取れたので、循環器内科を受診してきました。

私の担当になった医師の話では、「確かに、心電図で異常が出ていますね。これは要再検査になる所見です。しかし、年齢や症状がないことを考えると、恐らく狭心症や心筋梗塞は考えにくいでしょう」とのことでした。

しかしながら、やはり「大丈夫だ」という確定診断を出すために、追加で検査をすることになりました。

追加で決まった検査

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追加で行われる検査は2つでした。
検査を行う別のセクションに案内され、それぞれ予約しなければいけなかったので、確定診断には時間を要することになりました。

トレッドミル検査

まずは、トレッドミル検査と呼ばれるものです。

これは胸に心電図の電極をつけたまま、ランニングマシーンで歩き、少しずつ運動負荷を上げていきながら、心臓の動きや心電図を確認するというもの。

この検査の日、私の腰は絶不調。
最初は余裕だと感じたものの、3分おきにスピードが上がっていき、傾斜も大きくなっていきます。
最後には坂道を小走りするような感じになって、結構汗ばむ感じでした。

実際、狭心症の方などは、トレッドミル検査の途中で発作を起こしてしまうこともあるそうです。

心エコー

もう1つの検査は、心臓まわりのエコーです。
経産婦ならお馴染みのエコーを胸に当てて、心臓の様子を確認するというもの。

チェックされているのは胸だけなのに、じっくり30分ほど検査にかかりました。

検査の結果(確定診断)

最初の健康診断で所見として現れた「軽度ST低下」。
これは、心電図の波長の中で高くなるはずのSTの値が、反対に下がってしまうという現象だそうです。

追加で行われた検査、トレッドミル検査の心電図でもやはりSTの低下が見られたそうです。
今回私は初めて「ST低下」という所見をもらった訳ですが、「恐らく体質的に上がるべきところで下がっているのではないか?」とのこと。
心臓の弁の動きなどは正常で、心臓まわりの血管も十分な太さがあるので、問題なしということになりました。

体質的な問題なので、「これから毎年健康診断で心電図を撮ったら、毎年必ず引っ掛かりますからね!でも、息苦しいとか動悸があるとかの症状がなければ、再検査はしなくていいですよ。その代わり、何か症状が出た場合にはすぐに病院にかかってくださいね」と、お医者様。

納得したようなしないような、不思議な気持ちでしたが、とにかく何もなくて良かったです。

まとめ

今まで35年の人生の中で心電図を何度も撮ってきている訳ですが、なぜ今回体質が変わってしまったのでしょうか?
理由のわからない体質変化ですが、ブラジル行きの前にすっきり確定診断が出て良かったです。

これから渡航前の健診を受ける方、「健康診断は早めに受けましょう!」と、声を大にして言いたいと思います。
再検査が必要なとき、すぐに病院の予約が取れる訳ではないからです。
余裕をもって健診を受けて、万全の健康状態で海外生活を始めてくださいね!